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発進時のクリープショック

AT車のDレンジで発進するとき、ブレーキペダルをポンと放してしまうとカクンという軽いショックが同乗者を襲う。これをクリープショックという。特にエンジンの力が強いクルマほどなりやすい。ドライバーは自分が走ろうとしてブレーキペダルを放すから、ショックがあってもあまり気にならないから、なかなか改善できない問題だ。

停止から発進するとき、ブレーキペダルをジワッと戻してくると穏やかに動き出し、同乗者に優しいスムーズドライビングになる。

クルマがゆっくり走り始めてからアクセルペダルを少し踏んで、その穏やかな加速を確認してからアクセルペダルを踏み込んでいくというところで、ブレーキペダルとアクセルペダルのスムーズドライビングの連携ができるのだ。

ブレーキペダルをうまくコントロールするためには、右足の踵(かかと)をフロアにつけて踏んだ方が微妙なコントロールがしやすくなる。

踵が付いていない場合には、足が浮いている状態でブレーキペダルを操作するから、ブレーキペダルを踏んでクルマに減速G(発進時は加速G)が掛かると足が動いてしまい、正確な踏み込み強さを保てなくなるからだ。靴のサイズが小さい女性は不利なケースもある。

ブレーキペダルをうまく操作してスムーズドライビングを作れるようになると、自然に先読み運転をしているはずだ。

先読み運転はエコドライブには欠かせないテーマで、安全にも大きなつながりがある。先読みをしなければならないことは知っていても、なかなかできないものだ。しかし、スムーズドライビングをすると自然に先読み運転ができるようになる。ぜひスムーズなブレーキングのテクニックを身に付けてほしい。

ディスクローター

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菰田 潔(こもだ・きよし)

モータージャーナリスト。

1950年生まれ。

いち早く新型車を運転することができ、そのリポートを書くのがメインの仕事。クルマ好きというより運転が好きでこの仕事をしている。国内だけでなく海外出張も多い。実践的安全運転講習や企業向け実践的エコドライブ講習のインストラクターも務める。

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