ブレーキペダルの踏み始め
ブレーキペダルを踏み込むときに、スパッとペダルを踏んでしまうと、グッとスピードが落ち始める。このようなブレーキングはいつブレーキペダルを踏んだのか同乗者に分かってしまうから、スムーズドライビングとはいえない。
ブレーキペダルを踏み始めると最初の部分は遊びがあり、ペダルは軽く動く。この段階では、まだ制動力は高まらない。さらにペダルを踏み込んでいくと少し踏み応えが出てペダルが重くなっていく。この始まりのところは、ブレーキのディスクローター(ホイールの内側にある円盤)を挟むように配置されているパッド(摩擦材)が左右から押さえ付ける始まりでもある。ここでディスクローターとパッドがシュルシュルと擦れて摩擦が生じ、制動力になる。ブレーキペダルを踏み込む強さが強ければ、この挟み込む力も強くなり、摩擦も大きくなる。
不用意にブレーキペダルを踏み込むとグッという感じで制動力が立ち上がり、同乗者に不快感を与えてしまうことになる。
そのためにブレーキペダルの踏み始めは、パッドがディスクローターを押さえ付け始めるのを感じながら、少しだけブレーキが効き始まったかなというところから徐々にブレーキペダルを踏み込んでいくのだ。そのあとはさらにブレーキペダルを踏み込む力を強くしていっても問題ない。
同乗者はブレーキングが始まったことを感じ取って、無意識のうちに首が動かないように後ろ向きに力を入れているから、ドライバーと同じように身体が前のめりにならないのである。
前回の加速のときと同じように、Gの変化(スピードの変化)の始まりのところを丸くするのだ。
これは自分のクルマのブレーキペダルの遊びがどれくらいあるのか、足に踏み応えを感じたときにどれくらいブレーキが効くのかを、感じ取ることができるようになると、うまくできるようになる。
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