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第17回 遅過ぎず速過ぎない速度が燃費に効く!

2008年10月7日

モータージャーナリスト=菰田 潔 氏

ゆっくり走行=エコドライブじゃない。
遅過ぎるのも燃費が悪くなる

エコドライブというと、なぜかゆっくり走ることと同意語に受け取られている傾向が感じられる。しかし本当のエコドライブはゆっくり走ることではない。平均車速が低くなると燃費が悪くなるのは事実であり、スピードが遅いと燃費が悪くなることを知らなくてはならない。

ではなぜゆっくり走ると燃費が悪くなるのだろうか。その要因を探るためにはクルマのギア比のことを考えなくてはならない。

乗用車の場合、発進するときに1速を選び、動き始めたら2速にシフトアップ、スピードが出てから3速に入れ、続いて4速、5速、6速と、スピードの上昇に従って高いギアを選んでいく。

同じ距離を走るとき、エンジンが何回転したか、エンジン内部で何回爆発したかが燃費に大きく影響する。1速、2速という低いギアで走るときには、5速、6速といった、より高いギアで走るときよりも回転数が多く、爆発回数も多くなる。その分だけ燃料噴射の回数が多いということで、燃費は悪くなるというわけだ。

クルマのスピードが低いときには低いギアで走るわけだが、スピードが乗ってくれば高いギアに入れられる。だからゆっくり走るより、ある程度のスピードで走った方が燃費には効果があるというわけだ。

ギアとエンジン回転数の関係性

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