第11回 住宅用太陽光発電システムの選び方(パートIV)
ここまで「太陽光発電の選び方」と題して3回に渡り「太陽電池モジュール」、「パワーコンディショナー」、「表示モニター」 について述べてきました。各パーツごとにメーカーの考え方や独自の技術がこめられていて、その特徴を知っておくことは太陽光発電システムを選ぶ際に重要なことではあります。では、それらの性能を比較して決めればいいのか?というと、単純にそれだけで決められないのが「太陽光発電システム」なのです。
太陽光発電システムの導入に際し
最も大切なこととは
太陽光発電システムの設置には専門的な工事を伴います。家にとって最も大事な部分である屋根に設置するものですから、素人がDIYで作るという訳にはいきません。電力会社への申請も必要ですから電気工事の資格もいります。さらに当然のことながら建築関係の各種法令、電気設備の法令(電技)に則らなければなりません。
基本的には専門の職人が1軒1軒屋根の上で組み立てて、初めて製品が完成する訳ですが、設計(プランニング)・施工がまずければ当然満足のいく結果にはなりません。言い換えれば、設計と施工が太陽光発電導入のうえで最も大切なことなのです。
時折、太陽電池メーカーのカタログを取り寄せ、カタログだけで選ぼうとする方がありますが、それではなかなかうまくいきません。なぜなら設計や施工に関しては、カタログだけでは分からない特殊な要素もたくさんあるのです。特に既築の家の場合、カタログのスペックだけ見て「このメーカーに決めた!」としても、屋根の形状や様々な条件により、それがベストの選択であるかどうかは分からないのです。液晶テレビや冷蔵庫を選ぶようにはいかないのです。
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