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第9回 緊急回!「補助金復活」で導入は進むのか?

2008年9月30日

株式会社 発電マン 代表取締役・岩堀 良弘 氏


08年度で90億円、住宅向け太陽光発電の補助金復活!
果たして導入はすすむのだろうか?

2008年9月28日の日本経済新聞朝刊の一面をご覧になった方もあると思いますが、住宅用太陽光発電への補助金復活がいよいよ本決まりになったようです。29日に閣議決定された08年度補正予算案に盛り込まれました。

今回は「太陽光発電の選び方 パートIII」を掲載する予定でしたが、補助金復活が発表になりましたので、予定を変更し、太陽光発電の補助金とそれをとりまく現状について少し言及してみようと思います。

ニュースの概要をまとめると、以下のようなものです。


・太陽光発電システムを購入する1世帯につき1キロワット当り7万円の補助金をだすことが決まった。標準的な設備(3.5kW)では24万5千円が補助される計算
・08年度補正予算案に90億円を計上し、臨時国会で補正予算が成立すれば、今年中にも補助制度を個人が利用可能になる
・補助制度により、家庭での普及促進とそれにともなう温暖化ガス排出量の削減、さらに機器の量産・価格低下を狙う
・09年度予算でも約240億円を概算要求している
・低価格化を促すため、工事費を含む設置費用が1キロワット当たり70万円以下の機器に限る


標準的な機器(3.5kW 約230万円)の約1割をまかなえるということですので、従来の設置に対する補助金という流れは変わりません。

今回の策が満足のいく方策かどうかは意見の分かれるところではありますが、とりあえずは太陽光発電の普及に向け、政府の具体的な動きが出てきたことは喜ばしいことです。

しかし、これによって日本では太陽光発電の普及がどんどん進み、いずれドイツやアメリカを追い越し再びトップに躍り出るかというと、そう簡単には進まないというのが現実です。


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