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巨大な施設のなかに重要な機器がたくさん

水圧制御ユニット

「止める」ため、制御棒を緊急挿入する水圧制御ユニット

4号機に着いたら、専用カードを手渡されて、再び、いくつものセキュリティチェックを抜けていきます。映画では、犯人がこんなセキュリティチェックを巧みにくぐり抜けていくというシーンを目にしますが、実際には無理だなぁ、飛行機ゲートの何倍もの厳しさです。そして僕は専用服を着て、靴下と手袋をして、放射性物質がわずかでもからだに付着しないように、しっかり防御していきます。

構内で働く人たちは、みなさん、すれ違う人と挨拶を交わし、扉の開閉の際には、「閉、よし!」と確認を怠りません。声がけは徹底しているなという印象です。

4号機の見学前にサービスホールで、燃料となるウラン鉱石や、それを加工した燃料ペレット、そして放射線管理についても説明を受けましたが、日常生活から受ける放射線量は世界平均で1人当たり年間約2.4ミリシーベルト(シーベルトとは人間が放射線から受ける影響の度合いを表す単位)だそうです。これに対して原子力発電所からの放射線量は年間0.05ミリシーベルトを超えない基準に設定していますが、実際には年間0.001ミリシーベルト以下だと言います。これはホッとする事実です。この努力を持続することで、安全性を確立していってほしいですね。

制御棒駆動機構収納管

「止める」ための制御棒駆動機構収納管

緊急時には「止める」「冷やす」「閉じ込める」という対応がされると前述しました。そのための仕組みを実際に見ていきます。「止める」ための、地震加速度検出器、制御棒を緊急挿入する水圧制御ユニット。緊急時に炉を「冷やす」ために、事故時に原子炉に水を送る非常用冷却系ポンプ。非常時に備えて4000tもの水が用意されているそうです。そして「閉じ込める」ための、原子炉格納容器、原子炉圧力容器などなど。

巨大な施設のなかに、これだけ重要な機器がたくさんあると、点検にも時間がかかるなぁと感じながら、時間が経つにつれて汗がにじみ出てくる僕。防護服を着ていることもあり、暑いんです! ここで同じ条件で点検にあたっているスタッフのみなさん、本当にお疲れ様です!


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