柏崎刈羽原子力発電所、直撃レポート
地震の爪あとにほとんど気づかないほどに復興……
7月22日晴天。新潟の気温は34℃に上がるなか、僕は新潟県にある柏崎刈羽原子力発電所を訪れました。まさに1年前、平成19年7月16日に発生した新潟県中越沖地震の直撃を受け、運転が止まったままの柏崎刈羽原子力発電所は今、どうなっているのでしょうか?
上越新幹線を降り、長岡駅から車で走ること40分、まず驚いたのはたった1年前に震度6強の地震で被災した町が、その爪あとにほとんど気づかないほどに復興を遂げていたこと。壊れた家もなければガタガタの道路もない。
車中からはそう見えたのですが、後に、所々に残された地震の爪あとを実際に目の当たりにして、いかにすごい地震だったかを痛感することに……。次第に増えてくる太い送電線の数。ここから関東に電気が流れていくのだなぁと眺めていると、サービスホールに到着しました。
柏崎刈羽原子力発電所は、柏崎市と刈羽村にまたがる約420万m2の敷地にあります。これがどのくらい広いかわかりますか? 東京ドーム約90個分だとか。このなかに7基の原子炉があり、作られる電気は821万2000kW。世界最大の原子力発電所です。
東京電力では、電気の40%が原子力発電で、そのうちの半分を柏崎刈羽原子力発電所で、残りの半分を福島県でつくっていました。その片方が稼働停止で、電気がつくられない状況になっており、稼働再開が待たれています。

広大な敷地に建つ柏崎刈羽原子力発電所の一部

点検作業にあたっているスタッフのみなさん。完全防備の服装で暑いなか、一生懸命作業を行っていました
この連載のバックナンバー バックナンバー一覧へ 画面先頭に戻る
- 第15回 夏の旅で感じたエコ(後編)南アフリカで体感した自然の深さ (2008/12/02)
- 第14回 夏の旅で感じたエコ(前編)人気豪華客船「飛鳥II」は、どこまでエコか? (2008/10/24)
- 第13回 柏崎刈羽原子力発電所、直撃レポート (2008/09/09)
- 第12回 「本来の日本」を思い出させるおもてなしとは (2008/05/02)
- 第11回 環境問題で初講演!! 生島流で地球の危機を伝えたい (2008/04/08)


