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“本来の日本の姿”を思い出さなければと痛感

本日のメニューは三分づきのご飯に、お味噌汁、旬の野菜と放牧牛。からだに良さそう。それに、いろんな色があって、見た目もきれいで食欲がそそられます。実際に食べてみて……美味い! にんじんと大根はそのまま食しても、ほのかに甘くておいしいんです。これ、僕が小さい頃に食べた野菜の味です。お味噌汁も、お味噌は1年半寝かせているというだけあって、お腹のなかに、旨みがしっかりと染みわたっていく感じがします。お肉もやわらかくて、これならたくさん食べられそう。

「本日のメニュー。食材にこだわり、さらに調理法も素材を活かしています」

「本日のメニュー。食材にこだわり、さらに調理法も素材を活かしています」

吉水では「白米、白い小麦粉、白砂糖、白い塩、調味料、電子レンジ」を使わないそうです。「冷え性や貧血の人が増えていますが、それは白いものばかり食べているから。ビタミンが不足しているのよ」と話すおかみさんの肌はツヤツヤ。何も“塗っていない”というから驚き。やっぱり日頃から、いいものを体内に入れているからなんでしょうね。

この宿、あまり有名になってほしくないなぁ(笑)。隠れ家的に個人的に使いたいです。おかみさんは教養も深く、真の文化人と感じます。「すべてのハイテクは古典(昔の技術)にある」というおかみさんの言葉が耳に残りました。

日本人って、知恵を生かして、自然を活かした家屋に住み、自然な食生活をしていたんです。環境と上手に調和していたのです。「吉水」を取材し、おかみさんの思いに触れ、今一度、本来の日本の姿、日本人の生活を見直さなければならないなぁと思いました。それがエコにつながっていくんですね。

「自然な味ってホント、おいしいです!!」

「自然な味ってホント、おいしいです!!」

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生島 ヒロシ(いくしま・ひろし)

キャスター。ファイナンシャルプランナー、防災士など数々の資格を持つ。

1950年宮城県生まれ。1971年単身渡米。カリフォルニア州立大学ロングビーチ校ジャーナリズム科卒。1976年TBS入社。ラジオ番組を振出しに、アナウンサーとして活躍。1989年生島企画室設立。新刊に『<ちょいメタ>のほうが長生き?』(春秋社)、『さすが!と言われる1分スピーチ・あいさつ実例集』(日本文芸社)。新刊「資格力」(東京書籍)が好評発売中!

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