第11回 年末の自転車にはキケンがいっぱい!?
年の瀬はタクシーと酔っ払いに注意
寒いね。年の瀬がやってきた。
自転車通勤も私の場合、かれこれ12年目。当然ながら12回目の年末自転車通勤、ジングルベルだ。サンタは自転車に乗ってやってくる。正直申し上げて、年末年始は非常に自転車に乗りにくい。特に夜。危険がちょっと増す。一つには恐らく師走、年の瀬ということで何かと慌ただしく、道を行くクルマもどこか急いでいるからだろう。
そもそもこの時期になると、日が沈むのが早くてね。首都圏などでは午後3時半を過ぎるともう夕暮れだ。4時になると真っ暗。必然的にほぼすべての自転車ツーキニストが、ライトをつけて帰途に就く。
赤や白のランプがチカチカ瞬くなか、年の瀬に一番存在感を示すのが、タクシーである。ある意味書き入れ時なのだろう。だが、ここに自転車にとっての危険がある。
私の自転車通勤ルートには、世界一危ない(たぶん)交通エリア、六本木があるんだけど、ここのタクシーはすごいぞ。この時期、二重駐車はもはや当たり前になり、ドアの開け閉めも常にいきなりで後方確認なんてしないがごとしだ。
乗客側の傍若無人も極まって(財布出して支払うのに小一時間も掛かってるのがいる)、よく事故が起きないものだと不思議になる。いや、起きているのか。GO&STOPのスピードだって通常の5割増しだ。
おまけにタマランのが、そのタクシーの間を縫ってフラフラと車道に出てくる酔っ払い歩行者だ。この酔っ払いども「オッと危ない」とばかり、それでも一応クルマには気を付けているようなんだが、自転車には全く注意を払わない。我々の自転車はもちろん車道を走るから、この六本木などでは、客待ちのタクシーと流れる車線の間を走らざるを得ないのだが、そのタクシーとタクシーの隙間から、ひょいと出てくる。ホントに危ない。
仕方がないので彼らをあらかじめ避けるように、ちょっと車道側にふくらんで走る。すると今度は、後ろから年の瀬でいらついたクルマがかすめてくるという寸法となる。いやまあ、とんでもない話だ。こうなるとバックミラーに映るクルマのライトを常に確かめつつ、通常よりも気を使って走るしかない。それしか手がないのだ。

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