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雨水の貯留と利用

「緑」に不可欠な水、自然に降る雨水だけで育てば問題ありませんが、カラカラ天気が続いたり、そうでなくても狭い植え込みにある草花などの「緑」には水やりが欠かせません。その際に水道の水をホースで撒くのは、ちょっともったいない感じがしませんか? 水道の水はダムを建設し生態系を壊し、エネルギーを費やして作られた飲料水。飲める水を散水などに使うのはもったいないですね。

わが家の屋上テラスにはドラム缶大(200L)の雨水貯留タンクを設けてあり、屋上植栽への水やりにはこれを利用します。

雨水貯留タンク。

雨水貯留タンク。

利用量は限られていますが、雨水利用は予想外の効果がありました。それは、節水意識が高まったことです。

水道の水を雑用に使うのを避けるため、風呂の残り湯を小型ポンプで汲み上げ洗濯に、またバケツに汲んでトイレの水洗に使います。暑い季節は浴槽に湯を溜めず、シャワーだけで済ませるのが普通です。それらの結果、1ケ月の水道使用量は、2人の時が約9m3、3人でも約13m3と、平均的水準の3分の2程度に止まっています。

さて、意識の視線を山に移せば、雨水は森の土壌によって貯留されることが思い起こされます。日本人が日々お世話になっている米も、森の養分を含んだ水があってこそ。幾百年作り続けても連作障害を起こしていない稲は、山の「緑」が育む水と田の土が、労働の見返りとして与えてくれる命の糧です。

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