最高時速65km。約7時間の充電で
120km走る、かわいいヤツ。
ここで、その仕様を見てみよう。電気自動車とは、ガソリンでも、ハイブリッドでもなく、電気だけで走る自動車のこと。ジラソーレも、家庭用の100Vコンセントにコードを差し込み、リチウムイオン電池を充電、その電気で車を動かすという、まことにシンプルな作りとなっている。
ただし、電気自動車の欠点と言われているのが、スタミナ不足。ジラソーレは、シートの下にバッテリーを収納する独特なコンパクト設計と、アルミ合金の軽いボディ、そして最新のリチウムイオンバッテリーなどの合わせ技で、省エネを実現。最高速度65km/h、7時間前後のフル充電で、最大120kmの走行が可能になった。
もちろんエコだ。電気は使うものの、走行中のCO2排出量はゼロ。充電も、人が動かない夜間に行われることが多いため、余剰電力が多いとされる夜間電力の有効活用が期待できる。ちなみに、気になる電気代は、電力会社との契約形態によって違いはあるものの、おおむねフル充電で150円くらい。夜間電力を使えば、100円程度で済むケースもあるというランニングコストも見逃せない。
「渋滞時のアイドリングで、無駄なエネルギーを使ってしまうガソリン車と違って、電気自動車はアクセルを離せば、その時点で消費電力はゼロ。混雑の多い都内などの走行では、特に環境効果は大きい」(伊東氏)
なるほどー。新しいものだらけのスペックに、ワクワクしまくったところで、オートイーブィジャパンから、ジラソーレを数日お借りすることにした。
まず、キーを差し込むと、すぐさまシステムが起動。フロントの液晶にバッテリーのゲージが表示されると、もう車は動く状態になる。おそるおそるサイドブレーキをはなし、アクセルを踏む。さらに踏む。もっと踏む。かなり踏み込んだところで、ようやく車がゆっくりと動き出した。
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