本のプロフィールが詰まった
ISBN番号が一瞬で画面に
「Yomupara」とは、読書用品を専門に扱っている有名なネットショップのこと。USBバーコードリーダーは、この店のオリジナル商品で、蔵書データベース、つまり自分の持っている本の目録を簡単に作れるバーコードリーダーとなっている。
そういえば、ここ数十年に出版された本には、背表紙にたいていバーコードがプリントされている。これをバーコードリーダーでピッとやって、「ISBN」と呼ばれる国際標準図書番号をパソコンに取り込む仕組み。ちなみにISBNは、世界中で出版されているほとんどすべての本に振られている13桁(日本の場合2006年以前は10桁)の番号で、ここにはその本に関するいろんな情報が詰まっている。
例えば、本に使われている言語。日本語の本は「4」で、ISBNの上から4桁目にこの番号が記載されている。続く5桁目からは、出版社の番号。正確には「出版者記号」といって、2桁から7桁まであるが、書籍記号と合わせて全部で8桁しか使えない仕組み。つまり、桁数の少ない出版社ほど、たくさんの点数の本を出版できるということになる。
現在、出版者記号トップの「00」は岩波書店で、2桁だから、使える書籍記号は6桁。10万単位の点数を出版できる。一方、出版者記号が7桁の出版社なら、書籍記号に使えるのは残り1桁。つまり10冊未満しか出版できないということ。もちろん出版点数が増えれば、桁数の少ない新しい出版者記号をもらえるので、まさに「桁違い」の点数を出版できるようになるそうだ。
そんなダジャレはともかく、このISBN。以前は、書店や取次店などが流通用にのみ利用していて、一般には公開されていなかった。つまり、本にISBN番号はついていても、その番号から一般人が本を特定することができなかったのだ。
ところが02年、米国大手オンライン書店のAmazonが、巨大な自社の商品のデータベースを開発者向けに公開。日本でも翌年から、このAmazonのデータベースを利用して、ISBN番号から書名を特定するなどの検索ができるようになった。
要はバーコードリーダーでISBN番号をゲットし、ネット経由でAmazonのデータベースにアクセスすれば、その本の書名はもちろん、出版社、著者、価格などから、表紙の画像まで、即座にわかるようになったのだ。
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