第45回 「LEDブックライト」の巻
白熱電球の読書灯も“エコ替え”
最新LEDで、秋の夜長を楽しむ
経済産業省が、「2012年までに白熱電球の生産中止をしよう」とメーカーに呼びかける方針を固めたのが、約半年前。今やどこの家電量販店でも電球型蛍光灯が、このモノが売れない時代の花形商品として大々的に売られているし、いよいよ100年以上に渡って地球の夜を照らしてきた白熱電球とも、お別れの日が近い気がしてきた。
ちなみに白熱灯の点灯時間を飛躍的に延ばし、いわゆる「電球」という汎用性のある商品に改良したのは、言わずと知れたエジソンだ。
白熱電球は、簡単に言うと、フィラメントという薄い板に電気を流し、発熱させることで灯りを作る仕組み。もともとはこのフィラメントに炭のかけらや木綿糸が使われていたため、長時間発熱させると、蒸発してなくなってしまう。そのため、数時間しか電球の寿命がないのが難点だった。
ときはパリ万博で、浮世絵などの日本文化が紹介され、ヨーロッパに最初の日本ブームが起きたころ。長時間発熱しても消えてなくならないフィラメントを探していたエジソンが、ふと試してみたのが、たまたま家にあった日本の扇子に使われていた竹だった。果たしてこの竹電球は、1000時間以上電気を灯すことに成功。この改良が、電球がオイルランプなどに代わって電気が一般家庭に普及するきっかけになったといわれている。
そんなわけでフィラメントを発熱させることで灯りを作り出す白熱電球は、熱を発して当たり前。昔、電気ストーブがよく家のブレーカーを落としたように、電気だっていっぱい使う。だから省電力で地球にやさしい電球型蛍光灯が、大売り出しされているというのが、今の状況ということになる。
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