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第30回 「ソーラーチャージeco」の巻

2008年2月29日

ライター=福光 恵 氏

ソーラーパネルを搭載した
携帯電話用エキストラ電池

現代人は、電気に支配されている。

それを一番感じるものといえば、やっぱり携帯電話だと思う。電池がなくなって、今やこれほど困るものもない。電話ができないのはもちろんのこと、電車も乗れない。コンビニで買い物もできない。

例えば、外出先でクレームの電話がかかってきて、ペコペコ謝っている途中で運悪く携帯が電池切れになったことがある。相手は、漫画だったら電話口から拳固を握って飛び出してきそうな勢い。それなのに、その声はプツッと言ったまま、シーン、みたいな。

私の言い訳はいくら叫んでも、もう相手には届かない。運良く近くに公衆電話が見つかって飛びついたが、携帯の画面が真っ暗で着信履歴も見られないから、どこに電話していいかもわからずに方向転換。今度はコンビニに駆け込んで、使い捨ての携帯用電池を手にレジに走る。携帯電話をレジに置いても、いつもの「シャリーン」という音は聞こえない……。

電池が切れただけなのに、一瞬で奈落の底に落とされたような孤独感。電池ひとつに人生を狂わせられかねない自分を再確認する敗北感。とにかく、「あ、電池が切れちゃった」だけでは済まされない、いろんなしょぼくれた気持ちが襲ってきた。

そんなとき、この商品があったらよかったと思う。「ストラップヤ」という、ストラップ専門のネットショップが開発した「ソーラーチャージeco」だ。

長さ5.6cm×幅3.7cm×厚み1.4cmの小さな体に、ソーラーパネルを搭載。日光が出ているときに充電しておけば、万一携帯電話が電池切れになったときに緊急のバッテリーとなって活躍してくれる。

何たって、お日様ひとつで充電できるソーラーというのがいい。電気は電気でも、毎日絶え間なく地球に降り注ぐ、お日様がくれた電気。コンセントなんて要らないもんね。そう、電気社会に逆転勝利した気分になる、気持ちよい電気でもある。

「ストラップにしては、ちょっとかさばるかな」程度のサイズながら、重さは40gと軽量

「ストラップにしては、ちょっとかさばるかな」程度のサイズながら、重さは40gと軽量。ゴムのストラップがついているので、どこでもくくりつけやすい

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