環境負荷の少ないカナダ産ウエスタンレッドシダー
今ではさまざまな木製物置が売られているわけだが、今回紹介するシダーシェッド社木製ミニキャビンの一番のプレミア感は、その材料にある。カナダ産のウエスタンレッドシダーという、“日曜ダイカー”なら一度は釘を打ってみたい垂涎の素材で出来ているのだ。
ここでちょっと、レッドシダーの豆知識。そもそもヒノキ科ネズコ属に属する針葉樹で、北米を中心に生息する。材木になったときの強みは、雨水にさらされても腐りにくいこと。屋根や外壁材などには絶好の素材で、かつてはインディアンが「生命の木」と呼んでいたというほど、古くから北米大陸で重宝されてきた。
一方、デメリットは価格が高いことだろう。杉材などと違って日本国内では自生がなく、ほとんどがカナダやアメリカからの輸入となる。
「シダーシェッド社のミニキャビンに使われているウエスタンレッドシダーは、カナダのブリティッシュコロンビア州で生産されたもの。この州は、主要産業である林業を持続可能にしようと、木の伐採と生育を州が厳しくコントロールしています。そんな環境負荷の少ない素材であることもセールスポイントのひとつですね」(輸入元のジェイスタイル)。
……と予習したところで、さっそく、その組み立て現場を見せてもらおう。
今回取材に協力してくれたのは、友人のMさん夫妻。軽井沢に建てたセカンドハウスに似合う物置を探すうち、このシダーシェッド社の「木製ミニキャビン」にたどりついた。では、物置が建つまでの流れを、ざっと。
まずジェイスタイルのサイトなどで、好みの木製ミニキャビンを注文。ちなみに薄型0.18坪タイプから、普通の家と見まがうような巨大なモノまで、レッドシダーを使った木製ミニキャビンがたくさん掲載されている。で、注文すると数日後、キャビンを分解したような、キットが配送される。
大まかな部品は、床、壁、屋根を数パーツにバラしたものと、釘、ドアなど。これを、説明書を見ながら、電動ドライバー片手に、プラモデルの要領で組み立てていく。キットはカナダ製だが、日本語の説明書付き。ちなみにMさんが注文したのは、1坪タイプのけっこう大きめのミニキャビン。パーツとはいえ、3畳の部屋くらい占領しそうな荷物をほどくことから、作業がスタートとした。

キットはこんな感じ。木製の巨大なプラモデルと思っておけばいい
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