第9回 「カップヌードルリフィル」の巻
詰め替えできるカップヌードル誕生
ダイエット中、食べたいものを我慢して、24時間空腹を抱える毎日を続けていると、不思議な体験をすることがある。
ふと口のなかに、すごく食べたい食べ物の味が、食べてもいないのに広がるのだ。こんな話、医学的には聞いたことないので、たぶん気のせいだと思うけど、私は密かに「幻味」と呼んでいる。ま、食べたい欲求が極限まで達して、困り切った脳が「よかったらこれで気でも紛らわせて」と差し出してくれる、幻のプレゼントみたいなもんではないかと勝手に解釈している。
で、数えきれないほどダイエットに挑戦して、この「幻味」を何度も体験してわかったことがひとつ。私はよっぽどカップヌードルが好きらしい。たいていこういうとき、口の中に広がるのは、ラーメンじゃなくてカップヌードルの味。または有名パティシエの焼きプリンじゃなくて、プッチンプリンの味だったりする。
いつもはカップ焼きそば派を標榜し、「ペヤングソースやきそば」の度を超えた「超大盛」さえ暖かく見守っている私だが、やっぱり「疲れたオレが最後にたどりつくのはおまえ」。ベタな演歌みたいだけど、カップヌードルっていうのは、そんな糟糠の友なんじゃないかと思う。
というわけで、世界中にそんなファンを作って35年。カップヌードルブランドはこれまで世界で合計250億食も売れたのだそうだ。すごいなあ。とはいえ、ここへ来て問題となるのが、そのカップ。250億食も売れたということは、あの発泡スチロール製のカップも間違いなく250億個使い捨てられたということなわけで。
そこでこの3月、環境にやさしい、詰め替えができるカップヌードルが発売された。「カップヌードルリフィル」だ。

スターターパック(598円)は、関東1都9県で発売。ほかに通信販売もあり。詰め替え用のリフィルは1食122円

BOHASオリジナルマイヌードルカップギャラリー1
「さかなへんカップ」
シーフードヌードルのリフィルに最適
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