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第8回 環境建築は概念設計から!設計者の報酬はこれまで通りでいいのか

2008年7月22日

フロントローディングで設計者の負担は変わる
BIMのレベルと仕事の内容を反映した報酬とは

ビルディング・インフォメーション・モデリング(BIM)によって、建物の3次元モデルから環境解析を行うようになると、着工前の設計段階で、建物の消費エネルギーを解析し、部材間の干渉部分を発見し、ムリ、ムダ、ムラのない施工計画を検討しておくことで、プロジェクトの下流段階の業務は工費、工期とも大幅に改善されることが期待できます。

その結果、施工の手直しなどに使うエネルギーや残材を減らすとともに、建物の運用期間中の消費エネルギーも大幅に減少させることができますので、建物のライフサイクルにおけるCO2などの温室効果ガスも排出も、大幅に減らすことができます。

一方、これらの業務の前倒し、すなわち「フロントローディング」によって、設計者の役割も質的・量的に変化していき、設計業務に対する報酬についても、従来通りの考え方では釣り合わなくなってしまいます。設計者が十分満足できる設計業務の内容と報酬の関係はどうあるべきなのでしょうか。

米国の建築設計事務所、EYP(Einhorn Yaffee Prescott)AC社のジョン・トビン氏とジョン・パコロバ氏が提案するBIMの進化レベルと設計者の業務内容、そして報酬についての考え方をご紹介しましょう。

BIMのレベルと設計者の報酬の変化についてAIA全米大会で講演するEYPAC社のジョン・トビン氏(左)とジョン・パコロバ氏(右)

BIMのレベルと設計者の報酬の変化についてAIA全米大会で講演するEYPAC社のジョン・トビン氏(左)とジョン・パコロバ氏(右)


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