3割も故障すると聞けば、誰でも不安になりますね。しかも、高額な設備で、使用年数も長期にわたりますから、慎重になるのも当然です。
この記事は、環境NPO法人(特定非営利活動法人)の が、会員を対象に独自に実施した調査を基にしています。この調査によると、対象となった483件のうち149件(約31%)で、交換もしくは修理が必要となる不具合が発見されたということです。太陽光発電システムは、一部の業者の間では、「メンテナスフリーで故障しません」といった売られ方もされているようですが、このデータを見てもわかるとおり、決してメンテナンスフリーでも故障しないわけでもありません( の の「 」などを参照)。
今回の調査では、不具合のうちの約3分の2はパワーコンディショナーの不具合、半数弱が太陽電池モジュールの不具合で、一部には、その両方が不具合になっている事例や、施工不良による不具合などもあるということです(詳細は、 を参照)。
太陽光発電システムは、(1)地球温暖化防止に貢献する(2)エネルギーを自給自足できる(3)経済的にメリットがある──など、さまざまな特長があります。そして、資源のない日本にとっては、その普及を加速させることが国家的命題となっています。
だからといって、設置しさえすれば、あとは放ったらかしでいいということではありません。太陽光発電システムも人間のつくった機械である以上、不具合や故障が生じることも考えられ、そうしたことを十分に知った上で設置を検討するという姿勢が必要でしょう。