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三菱商事など、EV用の
リチウムイオン電池を二次利用する
日本初の実証試験を開始

 
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2011年2月1日(火)公開
取材・文/環境経営フォーラム
 
太陽光発電システム、使用済みのEV用リチウムイオン電池、EV用急速充電器などで構成する「PV-EVシステム」を設置して実証実験するローソン吉祥院里南店
太陽光発電システム、使用済みのEV用リチウムイオン電池、EV用急速充電器などで構成する「PV-EVシステム」を設置して実証実験するローソン吉祥院里南店(写真:三菱商事)

 三菱商事、GSユアサ、三菱自動車と、3社が出資するリチウムエナジージャパン(LEJ)は、三菱自動車の電気自動車(EV)「i-MiEV(アイ・ミーブ)」に搭載して使用したリチウムイオン電池を二次利用するための実証試験を、京都市南区のコンビニエンスストア、ローソン吉祥院里南店で1月26日に開始。日本初のモデルケースだといい、1年をめどにエネルギーコストや環境負荷の低減効果を計測・調査する。

 実証試験では、太陽電池、GPユアサ製のEV用急速充電器、アイ・ミーブに搭載のLEJ製リチウムイオン電池で構成する「PV-EVシステム」を活用する。太陽電池で発電した電力をリチウムイオン電池にため、その電力でEVを急速充電する仕組み。発電からEV走行までのCO2(二酸化炭素)排出をゼロにできる。実際に走行したアイ・ミーブから電池を取り出して利用し、技術的な課題などを検証する。

 コンビニは地域に密着した店舗で、多くの利用が見込まれることから、試験場所に選んだ。EV導入に積極的なローソンの店舗の中でも同店はGSユアサの本社に近く、データ取得や機器の改良・改善に好都合。同店駐車場にシステムを設置し、余剰電力は店舗の照明などに活用する。災害時でも太陽電池からの電力で充電でき、電力会社からの電力がストップしても非常用コンセントで電力供給が可能になる。

 リユース電池を使用することで資源の有効利用につながり、システムのコストが低減できることも利点となる。4社は実証試験を通して、自然エネルギー貯蔵や産業用機器の電源をはじめとしたリユース電池の二次利用の用途を幅広く検討していくと同時に、太陽電池で発電した電力のEVへの充電効率や、コンビニにおけるEV充電中の待ち時間の利便性なども調べる。
 

 
 
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