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ECOラボ
2020年の主役を追う
CANDLEという名の原子の灯[後編]
制御と濃縮・再処理の技術不要に
世界的な注目集める未来の原子炉
取り扱いも保管も輸送も容易なロウソクにちなみ、東京工業大学の関本博教授は、自身が発案した新しいタイプの原子炉に「CANDLE炉」と名前を付けた。関係者の反響は大きく、米国、ロシア、中国などから招待講演を求められ、ビル・ゲイツが事実上のオーナーを務める米ワシントン州の技術ベンチャー企業、テラパワー社からもコンサルタント就任を要請された。テラパワー社が提案する新型原子炉TWRが、CANDLE炉のアイデアと似通っていたことも理由のひとつ。大学内の審査を経て2009年秋に就任、その後大きなニュースにもなった。前回に引き続き、このCANDLE炉の特長と可能性を紹介する。
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世の中を構成する原子は、電子と原子核でできている。原子核には安定なものばかりでなく、わずかな量だが不安定なものも存在する。代表的なものが核燃料として用いられるウラン235だ。ウラン全体のなかでウラン235はわずか0.7%しか存在しないが、濃縮を経てその比率を高めることで核燃料として利用することができている。
この種の不安定な原子核は、中性子の吸収をきっかけに、あたかも水滴が割れるようにより小さな原子核に分かれる。同時にいくつかの中性子も飛び出す。これが核分裂である。
そして原子炉とは、核分裂によって生じる熱エネルギーを利用する装置だ。
熱エネルギーの源は、核分裂の際に消滅する“質量”。アインシュタインの方程式「E=mc2」に示されるとおり、わずかの質量(m)であっても、光速(c=秒速30万km)の二乗という大きな数との積であることから、もたらされるエネルギー(E)も非常に莫大なものとなる。
そのエネルギーを一気に解放するのではなく、じわじわと反応を起こさせ、冷却材を媒介として熱のみを炉外に引き出し、マイルドな熱源として利用するのが原子炉なのである。

100万kWの発電所を1年間運転するために必要な燃料。原発は少量の燃料でも莫大なエネルギーをもたらす(出典/「原子力・エネルギー」図面集2009)
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松本龍・環境大臣(11/02/10) NEW | ![]() |
環境省 地球環境審議官 南川秀樹氏(10/09/16) |
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経済産業省 大臣官房審議官 有馬純氏(10/08/16) |
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ピュー気候変動センター 国際戦略部長 エリオット・ディリンジャー氏(10/03/25) |
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経済産業副大臣 増子輝彦氏(10/01/25) |
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ブレークスルー研究所 マイケル・シェレンバーガー所長 テッド・ノードハウス会長(09/12/21) |


制御と濃縮・再処理の技術不要に
世界的な注目集める未来の原子炉
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