金子憲治(日経エコロジ−)
デンマークは2011年までに消費エネルギーの20%、2020年までに30%を再生可能エネルギーで賄う計画を掲げる。同国には75社の電力会社があり、再生可能エネルギーに取り組む。なかでも経営規模で2位になるSEAS−NVEは、1990年から75基の洋上風力発電を開始。2008年には風力発電の余剰電力で水素を生成し、5家庭で燃料電池コージェネを稼働する実証実験を始めるなど、次世代エネルギーシステムに取り組んできた。スマートグリッドに関しても昨年5月から各家庭にスマートメーターを設置し始め、2011年には全顧客(約35万世帯)への導入を完了する計画だ。

パナソニック電工のHEMS「ライフィニティ」のエネルギーモニターの画面。省エネが進むとペンギンが増える。スマートホンでも操作できる
加えて昨年12月からスマートメーターを介してスマートグリッドとHEMS(ホームエネルギー管理システム)を連携させる実験を始めた。この実証実験に共同で取り組むのがパナソニックとパナソニック電工だ。パナソニック電工は2007年12月にHEMS「ライフィニティ」を発売、これまでに新築住宅を中心に約2万5000セットの設置実績がある。この技術にSEAS−NVEが目を付け、昨夏にパナソニック電工に参加を持ちかけ、共同実験が実現した。



















