ECO JAPANリポート

2009年7月30日

少子化のなか、エコで生徒を増やした自動車教習所

入校者数は前年比8%増、法人向け講習もスタート

取材・文・写真/林愛子

入校者数が前年比8%増の教習所

 入校者数は前年比8%増――少子化などによる入校者数激減にあえぐ自動車教習所が多い中で、これは驚くべき数字である。自動車教習所業界の閉校や規模の縮小が相次いでいる。2008年には東京都八王子市の八王子自動車教習所が突然破産して、大きく報道された。

 そんな冬の時代にあって、入校者が前年より8%増えたのが埼玉県の自動車教習所ファインモータースクールである。躍進の理由は、業界初のエコドライブ教習の導入だ。

ファインモータースクール代表取締役 臼田和弘氏

 同校では、2007年12月から、運転教習の中身を変えて、「楽エコ教習」というネーミングにした。“楽エコ”とは同校が推奨するエコドライブのことで、モータージャーナリストの菰田潔氏が監修を務めた(詳細は菰田氏のコラムを参照)。

 教習所は、いわば運転方法を“刷り込む”場だ。最初に習った運転がエコドライブであれば、自然とそれが自分のドライビングスタイルになる。

 「当校では年間2000人以上の卒業生を出しており、楽エコ教習を受けた卒業生は同時にエコドライバーになるわけです。当校では毎年2000人以上のエコドライバーを輩出していることになる」(ファインモータースクール代表取締役 臼田和弘氏)

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