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2012年1月27日

大阪ガスと積水ハウス、「スマートエネルギーハウス」が「LCCM住宅認定」第1号取得

 大阪ガスと積水ハウスが共同で居住実験している次世代型住宅「スマートエネルギーハウス」が、財団法人建築環境・省エネルギー機構の「ライフサイクルカーボンマイナス(LCCM)住宅認定」を取得した。同認定の第1号となる。住宅の建設、居住、廃棄の各段階でCO2排出を削減し、ライフサイクル全体でCO2の収支をマイナスにするLCCM住宅と認められた。

 LCCM住宅認定は、CO2排出量を低減する住宅の開発と普及促進を目的に、2011年12月に始まった。居住時だけでなく、資材や設備の製造、建設から解体、再利用までのCO2排出量削減を目指す。国土交通省が支援する産官学のプロジェクトが開発した建築環境総合性能評価「CASBEE」に基づいて評価・認定する。新築の一戸建て専用住宅が対象となり、同機構内の認定委員会が審査する。

 LCCM住宅に認定されたスマートエネルギーハウスは、奈良県王寺町に2010年12月に完成した実証実験用の住宅。軽量鉄骨2階建ての4LDKで、延べ床面積は138.8m2。積水ハウスの環境配慮型住宅「グリーンファースト」を基に、発電能力5.08kWの太陽電池、同700Wの燃料電池、容量3.5kWhのリチウムイオン蓄電池を備え、ホームエネルギーマネジメントシステム(HEMS)で最適に制御する。

 スマートエネルギーハウスには2011年2月から3人家族が実際に居住。2014年3月まで実験を行い、太陽電池、燃料電池、蓄電池をはじめとした各システム、設備による省エネ効果と、居住者の快適性、利便性の向上などについて検証する。今後は、住宅に加え、居住者が使う電気自動車も含めてCO2排出量を差し引きゼロにするシステムの構築を進める。

(日経BP環境経営フォーラム

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