パナソニック電工は、電力会社からの系統電力に加えて太陽光発電でも充電できる容量15kWhの公共・産業用リチウムイオン蓄電システムの受注を12月15日に始める。停電時でも電源供給が継続的に可能になるうえ、平常時は電力ピークを抑制できる。併せて、1.6kWh・3.2kWhタイプの販売対象を産業用から住宅用にまで拡大し、11月15日に受注開始する。
15kWhの公共・産業用リチウムイオン蓄電システムは、太陽電池、蓄電池、系統電源から電力を供給する。太陽電池からの充電を可能にし、系統電源からの電力供給が止まっても、太陽電池の活用で継続的に電源供給できるようにした。充放電を最適に制御することで、夜間など太陽光発電で賄えない時間帯は蓄電システムから電力を供給。平常時は、割安な深夜電力を蓄えて昼間に放電する。
100Vと200Vの出力に対応する。100Vでは合計約2kWの機器が最大7時間使用できる。学校の例では、体育館の夜間照明4台、扇風機8台、携帯電話30台、ノートパソコン1台と、職員室の夜間照明2台、保健室の夜間照明2台が各6時間同時に使えるうえ、職員室の防災無線1台は12時間利用できる。災害時に避難所になる学校や公共施設に向け、太陽光発電システムを組み合わせた設置を提案する。
1.6kWh・3.2kWhタイプのリチウムイオン蓄電システムは、システムが発生するノイズを住宅環境の基準値以下に低減し、住宅に設置できるようにした。電力会社からの電力供給が止まると、切り替え不要で蓄電池が電源になる。平常時は、タイマー設定によって自動的に昼間の電力ピーク時の電源として作動させられる。住宅での蓄電システムへの関心の高まりを受け、展開を決めた。(日経BP環境経営フォーラム)


















