岡村製作所は、電気、ガス、水道の消費量を計測して「見える化」する店舗用のシステム「STORE NAVI(ストアナビ)」を9月1日発売する。分電盤、ガス・水道メーターにセンサーを取り付けてそれぞれの消費量を測定。タッチパネル式モニターの画面に数値データを表示する。データをグラフ化して使用量を把握し、省エネ活動につなげる。
改正省エネ法に準拠した、経済産業省の定める定期報告書を作成できるソフトも、オプションで用意。データベースに蓄積した実績と連動しながら定期報告書の作成をサポートする。
ストアナビは、「スマートステーション」と呼ぶタッチパネル式モニター▽電気、ガス、水道の各計測メーター▽設置空間の温度・湿度を計測する「スマートセンサー」▽各センサーを管理して収集データを蓄積するローカルサーバー▽社内のネットワークとつなぐ窓口になる無線アクセスルーター──で構成する。
操作が容易なタッチ式のモニターを採用したことが最大の特長。誰でも消費状況が確認できる。店舗内にモニターを設置すると、エコ活動に積極的な企業としてのアピールにもなるという。モニター画面では、電気、ガス、水道など各項目のボタンに現状の消費量を表示。項目ごとに消費量、日積算量、月積算量の目標値を設定し、達成の度合いを画面で通知する。対策後の効果も分かりやすく、店舗の環境意識を向上させる。
4月の改正省エネ法施行で規制対象の企業、店舗が拡大。運用データの定期報告書とCO2削減対策のための計画書の提出が義務付けられたことを機に開発した。岡村製作所は5月にオフィスの省エネを目的にした消費電力見える化システム「OFFICE NAVI(オフィスナビ)」を発売しているが、今回、店舗向けに特化してストアナビを市場投入する。初年度2億円の販売を目指す。(日経BP環境経営フォーラム)


















