日本コカ・コーラは、太陽光発電パネルによる発電電力を蓄電して、夜間照明用の消費電力をすべて賄える自動販売機「ecoる/ソーラー」を開発した。3月から順次設置し、4月から本格設置する。製品のディスプレーにはLED(発光ダイオード)照明を採用。本体にはヒートポンプ機能を搭載した。ノンフロン冷媒や最新の真空断熱材も使って環境性能を高めた。
この自販機は、本体上部に太陽光発電パネルを設置。ひと目で太陽電池が設置されていることがわかるようにして環境配慮をアピールする。本体正面には発電状態が確認できるインジケーターも配置した。バッテリーは1日3.3時間の発電で満充電になり、自販機での販売回数の3分の1が夜間販売の場合、夜間の照明に必要な電力をソーラーだけで賄える。
製品を見せるディスプレーのLED照明は、人の動きを検知する人感センサーと組み合わせた。待機時はイルミネーションの点灯のみで、販売する際に全点灯する仕組みで消費電力を削減。国内トップの省エネ性能を持つ同社の自販機「ecoる/E40」と同様、ノンフロン・ヒートポンプ、真空断熱材などで従来機と比べて約40%の省エネを実現した。
同社はこれまでも省エネ型自販機の設置を進めてきたが、今回、新たに太陽電池を搭載した自販機を投入して消費電力を削減すると同時に、利用者に環境への取り組みを一層強く訴えることにした。2010年に全国で1500台のecoる/ソーラー設置を目指す。(日経BP環境経営フォーラム)
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