トヨタ自動車、日産自動車、三菱自動車工業、富士重工業と東京電力が中心になり、電気自動車(EV)用の急速充電器の規格標準化と設置場所拡大を目的に「CHAdeMO(チャデモ)協議会」を設立した。協議会には充電器メーカーや充電サービス提供企業、行政など計158社・団体が参加。協議会が推奨する急速充電方式の「チャデモプロトコル」に統一し、世界標準を目指して海外にも提案していく。
チャデモは、英語の「charge(充電)」と「move(動く)」からの造語で、お茶を飲んでいる間に充電できるという意味も込めた。同協議会は、2009年8月に東電と、既に電気自動車を市販していた三菱自動車、富士重工、発売予定の日産の計4社で開いた「急速充電器インフラ推進協議会(仮称)」の準備会がベース。当時参加していなかったトヨタが今回、4社とともに幹事会社として加わり、国内での規格統一が確実になった。
チャデモプロトコルは、東電と自動車各社で共同開発した急速充電方式。それぞれの電気自動車にとって最適な急速充電ができる仕組みといい、三菱自動車の電気自動車「アイ・ミーブ」や富士重工の「プラグインステラ」が同方式に対応。日産が今年発売予定の「リーフ」も対応する。充電器メーカー5社も同方式を採用している。
チャデモ協議会は今後、連携・協力して会員各社の技術やノウハウを活用し、同方式の技術改良を進めるとともに、急速充電器技術を海外に提供し、同方式の国際標準化を目指して活動していく。同時に国内で、電気自動車の普及に欠かせない急速充電器の設置場所拡大に向けた取り組みを加速させる。(日経BP環境経営フォーラム)


















