キリンホールディングスは、グループの長期経営構想「キリン・グループ・ビジョン2015(KV2015)」の第2期「2010-2012年グループ中期経営計画」の初年度をスタートさせ、2010年の事業計画を発表した。環境への取り組みを含むCSR(企業の社会的責任)を重要な経営課題ととらえ、35%のCO2排出量削減を目指して活動を強化する。
同グループは、2009年に事業の方向性を量的拡大から質的拡大に転換。2010年は一層の質的拡大に向け、収益性や効率のアップとともにCSR活動でキリンブランドの価値向上を図り、低炭素企業グループ実現のため事業と一体になったCSR活動を推進する方針を打ち出した。
環境への具体的な取り組みでは、用水削減など省資源化や工場の燃料転換などで省エネを進め、国内の製造、物流、オフィスのCO2排出量を2015年までに1990年比で35%削減。顧客が環境負荷低減を実感できるような商品開発や提案も実施する。海外も含めたグループ全体で、原材料調達から消費、廃棄までの事業活動全体のCO2排出量を2050年までに1990年比で半減する。
さらに、グループ全体の品質・環境マネジメント体制を強化する施策を展開し、森林保全活動や従業員ボランティアの支援も行う。環境問題への取り組みや社会貢献活動を通じて同グループへの顧客の支持を得ていく。(日経BP環境経営フォーラム)
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