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2010年2月5日

関西電力、電力需給制御システムの研究に着手 大量の自然エネルギー導入に備え

 関西電力は、堺市西区に建設中のメガソーラー発電所とつながる石津川変電所(堺市堺区)の構内に蓄電池を設置。電力需給制御システムの研究を2010年度から始める。天候などによって出力が変わる自然エネルギーが大量に電力系統に入る場合に備える。

 研究の目的は、太陽光発電の大量導入に対応して電力系統で周波数を一定に保つこと。日射量の測定結果も活用して系統全体の需給制御に必要な蓄電池容量などを検討する。また、蓄電池にはニッケル水素電池を採用し、需給制御システムの研究を通じてニッケル水素電池の適性や寿命を評価する。供用中の電力系統にニッケル水素電池をつないで需給制御を研究するのは国内電力で初めてという。

 堺市のメガソーラー発電所が完成すれば総出力は1万kW(10MW)になる。まず、2010年11月の時点で3000kWで運用を開始し、2011年10月に1万kWすべてで運用する計画だ。研究は2013年度までを予定し、2010年度に蓄電池の基本設計を始め、同太陽光発電所が全面運用を始める2011年度から本格的な検証を行う。

 関電は、建設中の同太陽光発電所に加え、家庭用太陽光発電の普及や風力発電も含め、今後、自然エネルギーが大量に電力系統に導入されるケースを想定し、研究に着手する。(日経BP環境経営フォーラム

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