トヨタ自動車は、フィリピン・ルソン島北部のカガヤン州ペニャブランカ町で2007年9月から展開している植林活動で、世界基準の第三者認証「CCB基準」のゴールド認証を取得した。
CCB基準は「気候変動対策におけるコミュニティおよび生物多様性への配慮に関する企業・NGO(非政府組織)連合(CCBA=The Climate, Community and Biodiversity Alliance)」が開発した、森林保全プロジェクトを多面的に評価する世界基準。ゴールド認証は特に優れた評価として位置づけられている。
CCB基準は植林プロジェクト認証で最も実績があり、CO2だけでなく生物多様性や住民生活など多面的にプロジェクトの質が評価されることから、トヨタは活動当初から取得を目指してきた。植林活動はフィリピン環境資源省、ペニャブランカ町、環境NGOとの共同プロジェクトで、2007年9月〜2010年7月の第1期で、面積にして1772haの植林を進める。
同プロジェクトは、地域住民の生活と森林再生を両立させる仕組みづくりを目指している。熱帯林再生のため植林だけでなく、森林荒廃対策として、たき木採取のための専用林を設けた。地域住民にはマンゴーやカカオなど果樹の植栽を促し、その収入の一部を基金化する取り組みにも着手した。
トヨタは今回の認証取得で活動が着実に成果を上げていると判断。現在の計画が終了する2010年8月以降もさらに3年間、第2期として活動を続けることを決めた。
第2期ではさらに728haを植林し、プロジェクト終了後も地域住民による自立した活動が維持できる仕組みづくりと運用を実践していく予定。(日経BP環境経営フォーラム)
▼関連情報


















