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2009年12月22日

パナソニック、汎用円筒形リチウムイオン電池を高容量化

 パナソニックは、ノートパソコンなどで使用されている18650サイズ(直径18mm、高さ65mm)のリチウムイオン電池で、3.1Ahの業界最高容量の製品「NCR18650A」を開発し、12月に量産を開始した。

 「NCR18650A」は、容量が2.9Ahという従来品でも使っていたニッケル系正極と、正極と負極の間に挟む絶縁性耐熱層に改良を加えることで3.1Ahという容量を実現した。ニッケル系正極は、旧来のコバルト系正極に比べてコストが安く、高容量化が可能。耐久性と充電放置後の容量の劣化も小さい。

 絶縁性の耐熱層は、リチウムイオンの高容量化に伴って過熱や火災などの事故が多発したことを受けて同社が新たに開発した技術。1000度以上の高温に耐え、万が一、電池の内部で問題が発生しても異常発熱を抑える働きをする。

 高容量化によって、ノートパソコンなどモバイル機器の長時間駆動が可能となる。同社はモバイル機器向けだけでなく、この技術を使って環境エネルギー用蓄電システムの実用化も進めていく。(日経エコロジー日経BP環境経営フォーラム

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