大建工業は、リサイクル樹脂製マンション向け防音直張りフロアを開発した。リサイクル樹脂によって安定した歩行感を実現した。合板基材から樹脂基材への変更で軽量化し輸送コストを低減する。
同社と建築資材製造・販売のフクビ化学工業の共同研究。大建工業のフロア基材の脱・南洋材天然木合板によるエコ化推進の一環で、フクビ化学工業のリサイクル樹脂を素材にした発砲樹脂基材の遮音性能を生かし、集合住宅用遮音フロアを検討。発砲樹脂基材を裏面緩衝材と組み合わせることで、床衝撃音低減性能を持つ防音直張りフロアを開発した。
従来の合板を用いた防音直張りフロアは、遮音性能向上のため合板裏面側に多数の溝を切っているので、合板の比重や剛性のバラツキが原因で歩行感にムラが生じる場合があった。これを、リサイクル樹脂の採用によって安定化させた。合板基材と比べ重量比で50%軽量化し、運搬効率の向上や輸送コストの低減も可能にした。
熱伝導率が低くフローリングの冷たさも解消。枯渇の懸念がある南洋材合板と違い、価格が安定しているメリットもある。大建工業は年内の試験販売を予定し、1カ月あたり7000m2、3年後には同3万8000m2の販売を計画している。(日経エコロジー/日経BP環境経営フォーラム)
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