2009年05月18日

トヨタ,「小型車への搭載が容易」な新型「プリウス」向け電力制御ユニット

 トヨタ自動車は,電動車両のシンポジウム「EVS24」(2009年5月13〜15日,ノルウェー)において,新型プリウスに搭載する同社の3世代目となるパワー・コントロール・ユニット(PCU)について発表した。第2世代品と比べて電圧を500Vから650Vに昇圧することなどにより,小型化と軽量化を実現した。これにより「小型車などへの搭載が容易になった」(トヨタ自動車)とする。新型プリウスは2009年5月18日に発表予定である。ハイブリッド・システムの特徴は,出力を第2世代の82kWから100kWに,モーター出力を50kWから60kWに,最大回転数を6000rpmから13000rpmへと向上させたことである。

 PCUの体積は第2世代品の17.7Lから11.2L,質量は21kgから13.5kgへと減少した。これは最大出力を高めたことや,スイッチング素子を含むパワー・モジュールの冷却構造の改善などにより実現した。最大出力は,第2世代品から10%高めて178kVAとなる。これによりモーターの駆動電流を230Aから170Aに下げられる。駆動電流が小さいため,スイッチング素子などを小型化しやすい。


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