日本で10年続いているエコプロダクツ展の中国版が、2011年6月に北京で開催されることになった。環境立国を目指す日本が、環境ビジネスの新興市場、中国で攻勢をかけるきっかけとできるか。
北京国家会議センター
北京オリンピックの跡地に建設された「北京国家会議センター」。1階の展示面積だけで2万m2を超える。6月23日、筆者は来年の6月、世界環境デーに合わせて日本経団連などが中国での開催を企画している「中国グリーンエキスポ」の会場下見に国家会議センターを訪れた。中国グリーンエキスポは毎年12月、東京ビックサイト(東京都江東区)で開催される「エコプロダクツ展」の中国版という位置づけだ。
国家会議センターを訪れた日はちょうど、クリーンエネルギーをテーマとした展示会が開催されていた。我々が企画している中国グリーンエキスポを占ううえでも参考になると思い、開幕式を横目で見ながら会場を回ってみた。
中国の送電会社である中国電網から始まった展示は、そのあと、中国の企業はもちろんのこと、米国、ドイツなど海外企業の展示も続き、オランダは政府展示を行っていた。
一巡した出口の近くには、電気自動車や日本の金型企業買収などで知られるようになったBYD(比亜迪)の展示ブースがあった。受け付けで可愛らしい女性たちが手渡してくれたパンフレットを開いて驚いた。BYDはもはやただの自動車メーカーではないとある。IT、新エネルギー、自動車の3つがBYDの3大事業と記してある。中国企業の変わり身は速い。
中国は環境やエネルギーを戦略的新興産業と位置づけている。この分野で成功を収められるかどうかが、多くの企業の成長の成否を決めるのだ。



















