岩谷忠幸:身近な気象から考える地球環境問題

2009年12月2日

霜も降りない東京砂漠〜都市化による温暖化と乾燥

遅れる冬、12月が紅葉の季節に

 晩秋から初冬へ。師走に入り、今年も残すところ、あと1カ月を切った。年末の挨拶回りや年賀状の準備、家庭では大掃除など、何かと忙しくなるのが12月である。

 きらびやかなクリスマス・イルミネーションを見ると冬を感じるが、昼間の公園や街路樹はまだ秋の風景だ。以下の写真は11月26日に撮影した東京・神宮外苑のイチョウ並木だが、葉は黄色に染まり、黄葉の最盛期であった。西日本もイチョウやカエデが色づいていて、12月になっても秋の名残りが見られる(参考記事:「変わる植生〜クリスマスは紅葉シーズン?〜」)。

 秋が遅れれば当然、冬も遅れる。冬の風物詩である「霜」に、変化が起こり始めているのだ。

神宮外苑のイチョウ並木(2009年11月26日撮影)
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