目の前にマンションが!
太陽光発電を設置し、太陽の恵みで自家発電――東京都板橋区に住むYさん一家も、そんな太陽光発電による豊かな暮らしに憧れた家族です。Yさんが築5年目の自宅の屋根に念願の太陽光発電システムを設置し、自家発電をスタートしたのは2008年の4月でした。
太陽光発電は大きな投資ではありましたが、自家発電の暮らしが高校生の時からの夢であったYさんにとって、それは素晴らしい幸福感を与えてくれました。設置当時は国の補助金もありませんでしたが、親切な業者との出会いもあって、とても満足のいく設備を設置することができたのです。発電も順調で、今年(2009年)からは固定買い取り制度も始まると聞き、考えていたよりも早く投資の回収ができると喜んでいました。
ところがそんな喜びもつかの間、設置後1年も経たないうちに、予想もしなかった事態がYさん一家を襲います。昨年まで自宅の南側にあった古い民家が突然取り壊され、そこに4階建てのマンションが建つことになったのです。当然、太陽光発電システムはマンションの影の影響を受けることになり、予想では発電量はほぼ半減してしまいます。そうなると投資回収もままなりません。
設置当時、問題の民家の近くには駐車場があり、そこにはいつか建物が建つかもしれないということはYさんも考えたそうです。しかし仮にそうなっても距離が遠いため、直接Yさんの家には影響がありません。それがまさか、既存の建物が取り壊されて、そこに日照権を侵害するようなマンションを建築されるとは夢にも思っていなかったのです。

Yさん邸とマンション建設予定地(写真提供:イーステージコーポレーション ※Yさん邸の太陽光発電システムを施行した会社)



















